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[No.1041-1]王様のアイデア

No.1041-1

登場人物
男性=牽引役  女性=相手
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「これなに?」
「あぁ・・・それね」

言われて気付いた。
自分の部屋に置いてあるものなのに。

「掃除してる?」
「結構、埃っぽいよ」

確かに、いつ掃除したか覚えていない。
それほどその存在を忘れていた。

「それは何て言うか・・・」
「ただの写真ではないと思うけど?」

一言で表すとインテリアだ。
自分で言うのも何だが、かなりお洒落な。

「お洒落?」
「実際に見てもらった方がいいな」

その方が断然、理解が早い。
まずは部屋を暗くして・・・と。

「なにカーテン閉めてんのよ!」
「えっ!?か、勘違いするなよ!」

あくまでも部屋を暗くするのが目的だ。
そうしなければ良さが伝えられない。

「なら、いいわ」
「・・・ったく」

おもむろに電源コードをコンセントに差し込む。
そして、スイッチを入れる。

「どう?」
「わぁ・・・きれい!」

写真が時間の経過と共に、色々な色に輝きだした。

(No.1041-2へ続く)

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