ホタル通信 No.459
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.552 最初の一日
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
なるほど・・・こんな話だったんだ。最近、タイトルだけでは思い出せない小説が増えています。
それが年齢から来るものなのか、それとも膨大な量の小説のせいなのかは別にして、読み返してみると、今でも鮮明に覚えている小説のひとつです。
良く通っていたお店の店員さんがその店を辞める・・・という所から小説はスタートします。実話度が示す通り、もちろん事実です。
常連という言葉は余り好きではありませんが、5年間、それも月1で足繁く通っておれば、多少、そんな気にもなってきます。(その店自体は今でも通っています)
常連さんらしい言動はした覚えはありませんが、店員さんは分かっていたようで、大勢のお客さんの中で私を選んで声を掛けてくださいました。正直、ビックリしたことを覚えています。
さすがに「私に好意を!?」なんて考える年齢ではありませんが、ひとりの客としては嬉しい限りですよね、なんて言うかちょっとした特別感がありました。
ほぼ実話なので読んでいただいた通りなんですが、最後の一行は自分でも実は「?」なんです。
実話ではないことは分かっているのですが、どのようなオチにしたかったのか、今ひとつ、ピンと来ていません。
多分、この店で務めるのは最後であって、違う店で働き始める・・・だから、あなたとの関係も終わりじゃない・・・みたいなことでも妄想してたんじゃないでしょうか?
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