ホタル通信 No.457
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.592 妄想の縮図
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
似ても似つかないものを結び付ける・・・この小説は冬のホタルの“あるある”です。
実話ベースとは言え、すべての小説が実話度100%というわけではありませんから、冬のホタルは妄想の塊の小説と言っても言い過ぎではありません。
目の前の何気ない日常と“何か”を結び付け、そこに色々な想いを乗せるのが冬のホタル流です。その“何か”の中には結構ドロドロとしたものが含まれています。
今回の小説は水鳥の群れを人間界の縮図として捉えています。偶数ではなく奇数という点もポイントです。一人、三人・・・これだけでドラマが見えます。
ひとりぼっち、三角関係・・・これが今回の小説の隠された主軸です。まぁ、それほど隠してはいませんが・・・。水鳥たち眺めながら、いつもそんなことを考えていました。
ちなみに会社の近くの小川は実在しています。ベンチもありますが、さすがにランチまでは実現していません。
そうそう!この手の小説でよく登場するのが、ハトです。ハトも私にとっては特別な存在なんですよ。
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