ホタル通信 No.453
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.417 待ち合わせ
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性
2020年最後のホタル通信は偶然にも実話度100%の小説を紹介します。
脚色も一切ないので、本当の意味で実話度100%と言える小説です。作者は僕あるいは亜矢(あや)になります。
待ち合わせ場所に向かう二人が、同じ電車に乗り込む話なんですが、偶然にも・・・ではなく、あえてそうするところをリアルに書いています。
もちろん行動の描写がリアルなんですが、ある意味、それ以上のリアルは地名です。実話度100%ですから天王寺、京橋も事実です。
読み直してみると、懐かしさがこみ上げて来ます。そんな時もあったんだと。そして、今では書けない小説だという点でも・・・。
話は脱線しますが、そもそも実話度100%とは言わないまでも、実話を小説風に作り込んでいく作風が特徴だったのですが、最近はそれが影を潜めています。
そのため、自分の原点を思い出させてくれる小説のひとつと言えるでしょうね。
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