ホタル通信 No.448
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.411 交錯する季節
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
前回のホタル通信に引き続きオチがいまいちハッキリしない小説です。随分前に作った小説なので記憶も曖昧になっています。
さて、もう時期は過ぎましたが、少し前まではキンモクセイの香りが漂っていましたね。香りに気付き、周りをキョロキョロ・・・いつもそんな感じで、季節の変わり目に出会っています。
小説に書いてある通り、いつも花の名前を思い出せず、一旦、沈丁花と勘違いした後に、キンモクセイの誤りだと知ります。「いい加減、覚えろよ!」と自分で自分に突っ込みを入れています。
特に尖った話ではなく、冬のホタル特有の超日常な展開です。
そこに、ほんの少し、甘い話を入れているのも、冬のホタルの特徴とも言えますね。最近はその傾向も変わってきましたが、その昔は何でも恋愛話に結びつけていました。
今回のオチは分かりますか?ちょっと自信はないのですが、記憶を辿ると以下のような感じです。
彼とは付き合って1年目・・・でもキンモクセイの話は付き合う前からしていた。つまり、以前は元カレとしていたと言うことです。
それが「去年は聞いてないからな」のセリフです。
そして「来年も聞かせろよ」のセリフは遠回しに、来年も付き合っていたい・・・でも「あなた次第じゃない?」と、彼に軽くジャブを打つ・・・これがオチの真相です。
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