ホタル通信 No.449
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.438 天使と悪魔
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
実際にネコがうずくまっていたのは事実です。少し記憶は曖昧ですが、2、3日は同じ場所に居たような記憶があります。
ネコが題材になっている話は数多くあります。作者がネコ好きということもありますが、野良ネコと出会う機会が多いことも理由のひとつです。
最初、怪我か病気でもしているのかと思いましたが、見た目は単に休んでいるようでした。窮屈な場所が好きな彼らですからその空間がお気に入りかな?とも思っていました。ただ、近づいても余りにも無反応で、それが小説のきっかけとなりました。
従って、シチュエーション的にはほぼ事実です。
後半になればなるほど実話度が薄まりラスト付近は創作です。さすがに、そんな都合の良い友人はいません。
これについては多少、テレビなどの影響を受けているんでしょうね。保護ネコを扱ったテレビ番組を私も何度も見ています。
その願望を文字として、小説として書いたものと言えますが、逆に自分の弱さを書きたかったのかもしれません。
「怪我や病気なんかしてなくてきっと元気に違いない」と思ったのは、もしかしたらその場を立ち去るために言い訳だったのではないかと思っています。
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