ホタル通信 No.443
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.584 白いスカーフ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
読者に答えを求めるタイプの小説は少なくありません。今回の小説もそのタイプです。
ただ、答えを求めるとは言うものの、一応、作者としても答えは用意しています。そうしないとさすがに何でもアリのオチになってしまうからです。
ただ、小説から読み取れるものもあれば、全く読み取れない場合もあります。この小説は間違いなく後者です。
ですから、後日談と言いますか、舞台裏をキチンと説明する必要ありますね。
舞台裏と言ってもさほど複雑でもなく、十分、予想できる内容です。
スカーフをしていたのは人ではなくネコで、もちろん、野良猫ではありません。ただ、飼い猫にしてはちょっと・・・の雰囲気はありましたし、安っぽく言えば“スカーフのような布”でした。
ですから、スカーフに関しては少し誇張していると言えます。前半人っぽい雰囲気で話を進める上での演出です。
前置きが長くなりましたが、そんなネコに出会い、いつものようにナデナデしてたら、毛のひとつやふたつ、付着するでしょう。それを彼女に見破らていた・・・というのがオチです。
それに、スカーフをしていたのが人ではなく、ネコであると途中で気付かれている設定です、ただ、これに関しても何の伏線も用意していません・・・すみません。
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