ホタル通信 No.442
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.598 風化
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
う~ん・・・何だか背景が分かり難い小説ですね。作者ですら少し考え込んでしまいました。
ラスト付近に「言わば、2年という時が・・・」のセリフがあります。これからすれば、2年前に何らかの出来事が起こっており、それが風化して今に至る・・・ということになります。では風化したそれは何か・・・覚えているようで覚えていません。
実はこの小説、小説上の私や作者の経験談ではなく、他人の経験を描いたものです。そのため、風化したものがなんなのか、今一つはっきりしません。
そこで、小説の投稿日などを参考に記憶を辿って行くとようやくある事実を思い出した。これを踏まえて、この小説のあらすじを書くとすればこうなります。
小説上の私は、大阪で働いている時に母を無くした。それもあってか、故郷の札幌に戻り、新しい生活を始めた。それから2年の月日が流れ、大阪時代に一緒に働いていた男性と再会する・・・という感じでしょうか。
ちなみにその男性は今でも大阪で働いていますが、私と札幌でも一緒に働いていたこともあり、再会という大袈裟な感じではなく、彼が帰省した際にちょっと会ってみた・・・そんな軽い感じです。
振り返れば、こんなしっかりした話があったのに、覚えていないとは・・・我ながら情けないです。
今一度、当時を思い出して、しっかりと読み返して行きますね。
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