ホタル通信 No.426
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.508 男女の違い
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
今では珍しいタイプの小説かもしれませんね。冒頭に結論を持ってきて、それに追いつくように物語が進んで行きます。
実話度は低めですが、実際に似たようなシチュエーションがありました。小説では恋人同士の設定ですが、本当は単なる同僚です。同僚のまま話を進めても良かったのですが、冒頭と言いますか、ラストを際立たせたかったため、恋人同士にしたような記憶があります。
単なる同僚には違いないのですが、恋心が全くなかったと言えば嘘になります。だからこそ、こんな感じの小説になったのでしょうね。
ただ、小説のポイントである冒頭(ラストも同じ)で何を言いたかったのか、何を伝えたかったのかは記憶が曖昧です。
強い女性、決意、旅立ち、そして別れ・・・色々なキーワードが思い浮かびますが、どうもしっくりきません。
当時、何を想いこの小説を書いたのでしょうか・・・自分で自分に問うています。
時々こんなムーディな小説を書くことがあります。自分の中では騒がしい場所ほど孤独を感じます。まるで、そこだけ時間が止まったような感じです。
とても小さな物語がそこで繰り広げられそして泡のように消えてて行く・・・今日もどこかで。
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