ホタル通信 No.422
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.455 ネオンカラー
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
ネオンカラーにまつわる高校時代の話は事実です。思い出すとかなり恥ずかしい服装でした。
作者の性別や年齢が分かってしまうので、あまり詳細には書けませんが、当時、確かにそんな感じの色が流行っていました。
その流行に乗ったわけではないのですが、おしゃれを気にする年頃でしたからごく自然にその服を選んでしまったと思います。
海に出掛けた・・・と言ってもたかが高校生です。彼女を自転車の後ろに乗せ出掛けていったわけですが、そんなにロマンティクなものではありませんでした。「お尻が痛くて大変だった」と風のうわさで知りました。
そりゃそうですよね、車で出掛けるならまだしも、そんなに距離が縮まっていない二人がそれも自転車で出掛けるには“海”は敷居が高すぎます。
この一件だけのせいではありませんが、別れる原因の引き金になった可能性はあります。
生意気な発言ですが、彼女から告白されて付き合うようになりましたから、立場としては僕の方が上した。
でも、別れる際には「思っていたような恋ではなかったと」と言われたのを今でも覚えています。
僕を気遣っての発言だと思いましたね・・・なんせ、当時は硬派を気取っていましたから、普通の女子なら退屈しないわけはありませんからね。
| 固定リンク | 0
「(104)通信No.401~500」カテゴリの記事
- ホタル通信 No.500(2022.06.26)
- ホタル通信 No.499(2022.06.19)
- ホタル通信 No.498(2022.06.05)
- ホタル通信 No.497(2022.05.26)
- ホタル通信 No.496(2022.05.19)
コメント