ホタル通信 No.424
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.480 望遠鏡
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
小説の内容に直接関係しませんが、この頃は登場人物に名前を付けていたんですね、自分で言うのも何ですが。
名前についてはいつの頃からか付けなくなりました。理由は簡単です。面倒になったからです(笑)
さて、本題に入ります。話の主軸である望遠鏡を雑誌の付録として手に入れたのは事実です。冬のホタルでは、星とか宇宙とかは比較的扱われるテーマです。今回の小説もこの流れだと思って下さい。
実は小説に書いているほど月の表面は見えていません。小さいながらクレーター・・・さすがに無理でした。
それでも地上から肉眼で見るよりは遥かによく見えていました。
実話度が20%なのは、これらだけが事実であり、奈央(なお)とのやりとりは全て創造の産物です。
ただ、全くの創造でもなく、彼女が星が好きだったせいもあり、自然とこのような小説が生まれました。
タイトルだけではどんな小説か思い出せなかったのですが、読み直してみて、ようやく記憶がよみがえってきました。
もしかしたら「こんな風になればいいな?」と考えていたのでしょうね。
これと言って、とがった特徴がない小説で気の利いたオチでもありません。でも、個人的には大変好きなラストです。
普通の話をちょっとだけ輝かせて話を締め括る・・・今でも心がけていることです。
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