ホタル通信 No.419
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.490 すれ違い
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性
ほぼ100%の実話です。脚色もほとんどありませんので、お約束通り、作者は語り手である男性とは限りません。
100%実話なので書いてある通りのことが起こりました。一度ならまだしも、二度も続けて直前に連絡が入りました。
彼女は知り合いで何度も会っている人なので、素直に受け入れても良かったのですが、なぜかそうすることができませんでした。
理由は簡単です。「体調が悪い」ということを疑っていたからです。もちろん、体調が前日から悪く、ギリギリまで回復するのを待った上での判断だったかもしれません。でも、そんな風に考える余裕も冷静さも欠けていました。
小説に書いている通り、出掛ける前なら素直に受け入れられていたかもしれません。諦めもつきます。
でも、上から目線の言い方になりますが、“わざわざ電車賃まで使って出掛けた”わけですから、何らかの結果が欲しくもなります。
それに話せませんが、別の理由もあります。出掛けてしまった以上、そうそう帰れない事情が・・・。
とにかく、その時は頭に血が上っていたことを今でも覚えています。
電話ではなく、メールかLINEでのやり取りでしたが、明らかに文字の“口調”が攻撃的でした。
自分を美化すれば、“それでも会いたかったから”となるわけですが前述した通り、当時の正直な気持ちは「うそを付いている」と考えていました。
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