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ホタル通信 No.418

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.565 酔った勢いで
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

言葉を選んで都合良く言えば、大人感が漂う“ムーディ”な小説ですね。こんな小説作っていることをすっかり忘れていました。

さて、まずは実話度からです。
実話度20%にした通り、ほぼ創作と言えますが、所々に事実が散りばめられています。
代表的な部分では「酔った者同士が、それぞれの勢いで」でしょうか・・・。直後に「行ったのは確かだけど」とセリフがありますがあくまでも“彼女の家”に行った設定にしてあります。
事実は、彼女の家に行ったのは間違いありませんが、中に入らず、彼女を送り届けると帰路につきました。
ただ、帰路につく際、電話番号を交換し、それから付き合いが始まりました。これに関しては小説の中では触れていません。

そんなこんなな過去を小説では、同僚の女性と会話している設定にしていますが、実はこの展開も前述した酔っていた彼女・・・後に付き合うことになった女性のことなんです。
話がややこしくなりますが、前半は同僚ではなく、その彼女のこととして、置き換えて読んでいただくのもおもしろいかもしれませんね。
ただ、残念ながら、後半の半分を過ぎたところからの展開が作者である私にもピンときません。
多分、“昔の彼女の家から朝帰りしたパターンをまた繰り返してしまった”のような展開だと思いますが、流行の言葉を借りれば冬のホタルでは珍しい“セクシー”な小説と言えますね。
T418 
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