ホタル通信 No.410
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.491 ナビの通りに
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
後半の映画館の展開が、やや強引なような気がします。それに
映画館の話は他の小説でも書いたような気が・・・。
前半のナビの話ですが、下調べしたのは事実ですが、行動には
移されていません。そのため、話題のスイーツ店どころか、どこ
にも行っていません。
今の時代、初めて訪れる店でも、メニューから外観まで調べるこ
とができる他、周辺の環境も知ることができます。小説に書いた
通り、迷子にならないように、最寄り駅からのルートをビジュアル
で確認したりすることももはや日常です。
もともと、後半に映画の話を持ってくる予定ではなかったと記憶し
ています。たまたま、話の展開上、“予習”の行為が主軸となった
ために、“予習”ができなかった過去の経験に結び付きました。
過去の経験・・・と言うくらいですから、映画の話はほぼ事実です。
予習できるありがたさを感じる反面、ドキドキ感は少なくなってい
ます。言葉の使い方は間違っていますが、“出来レース”的な感
じでしょうか?
ネタバレしている状況下で、やはり現地に着いても「あ~下調べ
した通りね」と、冷めた自分が居ます。
そんなこんなを描いた小説です。
下調べをしてスマートに出掛けるか、それをせずに成り行きに任
せるか・・・あなたはドッチ派でしょうか?
| 固定リンク | 0
「(116)通信No.401~425」カテゴリの記事
- ホタル通信 No.425(2020.04.07)
- ホタル通信 No.424(2020.03.31)
- ホタル通信 No.423(2020.03.21)
- ホタル通信 No.422(2020.03.13)
- ホタル通信 No.421(2020.03.05)
コメント