ホタル通信 No.409
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.493 ギザギザの葉っぱ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
会話についてはほぼ創作ですが、話の主軸の“ギザギザの葉っぱ”は事実です。
実は今でも、この葉っぱを見ると、うさぎのエサを思い出してしまいます。小説ではこの葉っぱが、“タンポポ”ということになっていますが、少し自信がありません。
小説を書く際に、記憶の整理を行い、ネットで調べた上での結論でしたが、本当にそうだったのか、疑問が残っていないわけではありません。
それはさておき、その葉っぱ摘みに奔走したのも事実です。
それが美味しいのかどうかは、うさぎに聞いてみないと分かりませんが、他の雑草よりは美味しそうに思えました。ギザギザ感がどことなく、水菜を連想させるせいでしょうか・・・そんな記憶も残っています。
ただ、そもそも論として“なぜタンポポの葉っぱなの?”にはお答えすることができません。飼育係に引き継がれた伝統と言いましょうか・・・気付けばそうなっていたというのが本音です。
自分で言うのもなんですが、それにしても、変なネタを小説にしたものだと呆れてしまいます。
“冬のホタル”らしいと言えばその通りですが、着眼点があまりにも独創的で、読み返してみて、ちょっとひいてしまいました。
とは言え、そこそこしっくりくるオチにたどり着くのもいつもの通りで「我ながら頑張ってるな」と褒めてあげたい気分です。
この話はスーパーの野菜売り場での会話です。
棚に並ぶ野菜を見て思い出した・・・という展開です。ただ、私にすれば、野菜全部が“うさぎのエサ”にしか見えなくなってしまったことを嘆きながら話が終わります。
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