ホタル通信 No.411
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.463 蜜の味
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
タイトルだけでは内容が思い出せない小説があります。これもそのひとつです。
この小説は正確に言えば前半はよく覚えていました。でも、どのような展開になるかは全く覚えていませんでした。言い換えれば前半はほぼ事実のため、話を覚えていると言うより、経験が記憶として残っていたわけです。
さて、この赤い花、何だか分かりますか?私も名前を忘れてしまったため、ネットで調べてみました。「赤い花、蜜」で検索すると、一発で出てきました。
さらには一番目に検索されたページは「学校の帰りにみんなが吸った花の蜜」というから驚きです。ちなみに花の名前はサルビアです。
この花の蜜を吸えることを、どうやって知ったのかは覚えていません。周りの影響というか、一種のブームみたいなものでしょうか・・・とにかく、気付けば吸っていました・・・というのが事実です。
後半は、前半の流れを引き継ぎながらも、強引に恋愛系の話に持ち込んでいます。まぁ、いつもの手口と言いますか、オチは恋愛絡みの方が絵になると言うか小説っぽいと言うか・・・。
今回、花の名前を調べた時、少し気になることが書いてありました。そこには「少なからず毒があるので吸い過ぎには注意」と。
今更ながら、「これは小説ネタで使えたのに!」とちょっと悔しい気持ちになりました。
甘い蜜、毒・・・恋愛小説、そのものですよね。この小説を書く際にもう少し調べていたら、違う結末が待っていたのかもしれません。
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