« [No.926-2]黄色のラケット | トップページ | [No.927-1]しれっと・・・ »

ホタル通信 No.403

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.495 鍵以外
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

ありがちなパターンの小説です。何でもかんでも恋愛に結びつけ
てしまう初期の作風です。

・・・とは言うものの、読み返して見ると、そこそこ良い感じのオチが
付いています。正確には覚えていませんが、オチは後から思い付
いたパターンでしょう。あくまでも「鍵が固い」という事実から話を展
開させています。

従って、実話度は低めです。
実話度はゼロでも支障がないレベルですが、鍵と悪戦苦闘してい
たのは事実であり、“シュー”と潤滑油を吹きかけたのも事実です。
こんな“日常の中の日常”過ぎるネタを選んだのも何らかの可能性
を感じていたからだと思います。
固い・・・ギクシャク・・・人間関係・・・彼との関係と連想するのはそう
難しいことではありません。
ラッキーなことに“調子が悪くても騙しだまし使う”のフレーズが彼と
の関係にも使えたことでした。一言で言えば、惰性ということになる
のかもしれませんが、その言葉よりもリアリティを感じます。

オチは分かりますか?
特にひねっていないので読んで頂いた通りです。“油”が何であった
かは別にしても、それを差しすぎたせいで「ベトベト=ラブラブ」にな
ってしまったわけです。小説ではあえて言及せずに、鍵なのか彼な
のか、はぐらかして終わらせています。
T403
web拍手 by FC2

| |

« [No.926-2]黄色のラケット | トップページ | [No.927-1]しれっと・・・ »

(116)通信No.401~425」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« [No.926-2]黄色のラケット | トップページ | [No.927-1]しれっと・・・ »