ホタル通信 No.401
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.479 次の返事は
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
実話度は高めです。ただ、時系列が分かり難く、メールやら手紙やらで、何とも収拾がつかなくなっています。
整理すればこうです。
まず、「夏季休暇には北海道に戻ってくるのですか?」のメールが入り、返信はしたものの、これで会話は途絶えました。
その後、その返信とも言えるような出来事が冒頭のお菓子です。そこに手紙が添えられており、過ぎ去った「夏季休暇」のことが書かれていたわけです。
当時はLINEがなかったのでもっぱらメールでした。リアルタイムでの会話を望んでいたわけではないものの、せめて次の日くらいには返事が欲しかったのが本音です。
場合によっては数ヶ月先に返事が来ることがあり、嬉しいやら悲しいやら・・・複雑な気持ちになったものです。
これが恋愛のテクニックのひとつなら、彼女はかなりの上級者と言わざるを得ません。
彼女は実在の人で、いまでも付き合いがあります。
・・・とは言うものの、その彼女が作者である“私”の可能性もあるわけですから、「冬のホタル」はどうしてこんなに面倒な小説なんでしょうね。
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