ホタル通信 No.398
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.456 ちらし配り
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
今まで何度も思ったことですが、小説ネタに苦労しているというか着眼点が独創的というか・・・。
実話度は高めで、後半を除けば概ね書いてあることは事実です。
小説のきっかけがチラシであることは間違いないのですが、それよりも、それを配っていた人の印象の方が強く残りました。
確かにチラシはウザイのですが、配っている人に罪はなく、逆にキチンと仕事をしているからこそ郵便受けがチラシで溢れ返ってしまいます。
今でも、配っている最中に出くわすことが時々あり、微妙な空気の中、チラシや郵便物を回収しています。
冒頭に書いたように、こんなことまで小説にするとは、我ながら笑ってしまうほどです。
冬のホタルはこのような、“エピソードにも満たない小さな事実”を見つけて小説“風”に仕上げています。質はさておき、独創的な着眼点なら、他の方々にも負けていないとは思います。
ラスト付近はほぼ創作です。
ありがちですが、数年後に結婚したという設定です。あれほどウザかったチラシが役に立った・・・ということでしょうね。
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