ホタル通信 No.399
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.421 名誉の傷
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
実は肝心な部分を脚色しています。筆箱を投げつけられたのではなく、実際はもっと痛い思いをしました。
この話は彼の話ですので、ややこしいですが、あたかも私がそれを体験したかのような口調で進めて行きますね。
まず、全体的な流れはほぼ事実です。ただ、前述したように、筆箱を投げつけられたのではなく、鉛筆を頭に刺されました(笑)
鉛筆が短かったので、キャップを取り付けて握りやすくしていた・・・そんな状態の鉛筆でした。銀色の金属製のキャップがキラリと光っていたことを今でも覚えています。
ただ、刺されたと言っても、突き刺さったわけではなく、刺したと同時に芯が折れ、大した傷にはなりませんでした。
小説の通り、自分よりも相手の女子がビックリして・・・今でも申し訳ないと思っています。もちろん悪気はなく、反射的に手が出てしまったのでしょう。何よりも原因を作ったのは私なのだから。
ラスト付近で、その女子が転校したことになっていますが、この部分は少し記憶が曖昧です。
転校したような記憶があるのですが、ハッキリとは覚えていません。
ただ、展開とラストのオチを考えた時、転校してもらった方がしっくりくるので、そうしてもらいました。
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