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[No.911-2]素直な気持ち

No.911-2

「私って、極端な性格だから・・・」

張り詰めていた糸が、“プツン”と切れたようだった。
そうなると、ブログを書くことが面倒になった。

「ただ、節目を迎えたし、それに・・・」
「1000話に手が届くようになったので」

どうせやめるなら、そこに到達してからにしたい。

「あなたらしいね」
「それって、仕事でもないのに」

そう・・・やめてしまっても誰も困らない。
そもそも、そんなに見られてもいないブログだ。

「そんな中でも、陰ながら応援してくれる読者もいてさ」

休載中も、多くの“拍手”を頂いた。

「それが、復活のエネルギーになったの」

そうこうしている内に、システムも安定し始めた。
そして、復活する日をアナウンスした。

「ほんと、あなたらしいよ!」
「・・・褒め言葉として受けとるよ」

でも、正直に言えば、休載前のモチベーションにまだ達していない。

「それでも、これからも書き続けるわよ!」
S911
(No.911完)
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