ホタル通信 No.391
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.447 折れない心
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
当ブログの準レギュラーとも言って良い、家庭菜園の話です。
今年も種まきの時期がやってきましたね。
強風が吹いたある日の朝、1本だけ根本から折れていました。
小説に書いた通り、シャープペンの芯のような細さですから、無理もありません。
小説では「今でも折れたまま」と、放置しているような書き方ですが、実際は“あて木”をしています。あて木と言っても、元が細いですから、爪楊枝をあて木の代わりにしました。
今にもちぎれそうな茎ですが、それでも成長を続ける姿に感動すら覚えました。
ただ、感動すら覚えた経験なのに、これが最後まで育ったのかはハッキリとは覚えていません。枯れてしまった記憶がないので、成長はしたと思うのですが・・・。
そんなこんなを自分と重ねてみました。
タイトルは“折れない心”にしていますが、小説のメッセージとして「折れても構わない、支えてもらえばいい」です。
強い風に吹かれて折れてしまってもそれで終わりじゃない・・当時の自分に言い聞かせたものです。
トマトの双葉に励まされるくらいですから、大した悩みではなかったのかもしれませんね。
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