ホタル通信 No.390
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.416 タイムマシン
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
ホコリまみれのCDが、本棚の後ろから見つかったのは事実です。事実はこれしかありません。
ハッキリとは覚えていませんが、もし、これがCDではなかったらこのような展開になっていなかったと思います。
つまり、この小説の肝は“何が見つかったのか”に他なりません。
多少こじつけ感はありますが、CDから元カレに結び付け、最終的には“想い出”にまで至ります。
ここまでなら、一般的にありそうな話なので、ここからもう少しだけ展開させてみました。
血やDNAが騒ぎ出す・・・くらいまで想い出を誇張させてみました。タイトルでもあるタイムマシンに繋げるためです。
言わば「体中に広がる想い出の記憶」をタイムスリップに見立てたわけです。
ラストの意味は分かりますか?特にひねりもなく、そのままの意味です。
ただ、自分の中では「想い出深いCDを聴く」のも答えだし、CD以外の別の品物から想い出にふける・・・ということも想定しています。
ここは何かひとつの答えを用意するよりも、読者の方々の想像にお任せしようと考えました。
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