ホタル通信 No.377
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.458 プチ家出
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性
実話度が示す通り、書いてあることはほぼ事実です。明らかに
“家出”との意識を持って家を飛び出していました。
ただ、そのまま戻って来ないわけではなく、これもまた明らかに戻ってこようという意識を持っていました。世間ではこれを家出とは呼ばないと思いますが、自分の中では単なる外出とは違っていました。
小説に書いてある通り、悔しさをおさめようとする行動が家出でした。そこに身を置くことで母親に対して「してやったり!」という無形の反抗をしていたのかもしれませんね。当時から少し短気な一面があり、これも少なからず影響していると思います。
後半のお菓子を買う話も実話で、色々調べましたが、お菓子の名前を探し当てることはできませんでした。
パッケージは筒状だったので「ジューC」、味や食感は「ハイレモン」に近いことを記憶しています。それを最寄り駅の売店で買い、電車に揺られてデパートを目指しました。ただ、所持金は電車賃程度しか持っていなかったので、ウロウロしながら時間を潰してから帰っていました。
ラスト付近は創作です。一言で言えば「家出がバレていた」ということですが、もしかしたら本当にバレていたのかもしれませんね。
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