« [No.868-2]むぎむぎ | トップページ | [No.869-1]敏感なのか鈍感なのか »

ホタル通信 No.374

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.402 前方後円墳
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

当ブログの小説は、決して悲しい涙で終わることはありません
が、この作品に関して言えば、ややしんみりムードです。

かなりピンポイントな話題ですが、今でも鮮明に覚えています。
社会のテストでそれが出題され、結構、自信を持って“かぎ穴”
と答えました。
その後、先生からフォロー?みたいなものがあって、その時に
それが“前方後円墳”だと言うことを知りました。もちろん、初め
て聞く言葉でした。ただ、小説に書いてある通り、私が聞き逃し
ていた可能性も否定できませんが、古墳そのものが授業に登
場しなかった記憶が残っています。つまり、何の情報も与えら
れずにテストが行われました。

ところが・・・みんな知らないはずなのに、正しい答えを書いて
いる人が結構いました。確かに、テレビや雑誌などを見て知っ
ていたのかもしれませんが、その顔触れは、塾に通っていた
人たちばかりでした。私の友人もそうでしたから、余計に印象
として残っています。
この時、子供ながら、かなりショックを受けましたし、相当な距
離も感じました。昔は今ほど過激ではありませんでしたが、振
り返るとこの辺りから学力に差が付き始めるんでしょうね。

大袈裟ですが、競争社会に飲み込まれて行くそのプロローグ
を描いた小説かもしれません。ですから、冒頭に書いた通り、
どこかしんみり感が漂っているのかもしれませんね。
T374

web拍手 by FC2

|

« [No.868-2]むぎむぎ | トップページ | [No.869-1]敏感なのか鈍感なのか »

(114)通信No.351~375」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホタル通信 No.374:

« [No.868-2]むぎむぎ | トップページ | [No.869-1]敏感なのか鈍感なのか »