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ホタル通信 No.364

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.342 気遣い 
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性

冒頭から言い訳がましいですが、比較的初期の作品ということもあり、プアな内容ですね。

実話度が示す通り、ほぼ実話に基づいているのですが、以前もお話しした通り、当事者同士の目線で書いているため、読者にはピンと来ない内容に仕上がっています。
ザッと整理すると「由佳(ゆか)と会う約束をしたけど、次の日に試験を控えていたので、何となく煮え切らない態度になっていた。
それを察してか、後日、彼女の方から予定変更の連絡が入った」という感じです。

予定変更自体は、珍しくもなかったのですが、タイミングからすれば、余計な気遣いをさせてしまった可能性が大いにあります。
もともと、気遣いができる女性だったので、なおさらそう思っていました。逆に、言わなくても良かったことを言ってしまった、自分に対して、若干、腹立たしくも思えました。
試験の前日にジタバタしても、結果がそう大きく変わることもありませんが、焦りからでしょうか・・・こんな行動を取ってしまいました。

最後に、ラスト一行に触れておきますね。
どうでもいいことですが、僕から由佳への気遣いは・・・見事成功しました。
S364
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