ホタル通信 No.363
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.349 眼鏡で背伸び
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
実話度が高い割には、全体的にギクシャクしています。上手に事実を小説化できていません。
事実だけで小説が成立する時もあれば、かなり脚色しなければならない時もあります。経験上、前者の場合が多く、実話度が高い小説は書き上げるのにそんなに苦労はしません。ただ、時より小説化しにくい“事実”があり、ほぼそのまま再現すると何がなんだかよく分からない小説が完成します。
今回の小説もこれに該当します。事実とは言え、そもそもインパクトが弱い題材を取り上げたため、ギクシャクしているというより「どうでもいい」ような内容に仕上がってしまいました。
もちろん、当ブログは日常と言う、至って普通で、どうでもいいようなネタを小説風にしています。ですから、その趣旨には沿ってはいますが、前述した通り、テーマが弱すぎました。
脚色すればよかったのですが、脚色するネタも余り思い付かずこんな感じに仕上がってしまいました。テーマが弱い分、アチコチで、説明調の文章が見られます。
ほぼ実話なので、買い替えの目的も小説の通りです。少しでも那央(なお)に良いところを見せようとして、アダルトな雰囲気が漂う眼鏡を購入しました。
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