ホタル通信 No.361
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.339 絆
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
う~ん、かなり説明調の小説ですね。何かを言うために、必死に説明しているように感じます。
実話度はほぼゼロです。はっきりと覚えてはいませんが、話のきっかけは、ラストの1行「人と人とのネットワーク」だったと思います。
このフレーズをどこから入手したかは別にして、このフレーズから、人と人との繋がり・・・その行き着く先として、“絆”という言葉を主軸にしました。冒頭お話しした説明調の展開は、この“絆”を言いたいがための伏線だっとも言えます。
また、世相も反映させたような話になっています。
当時はスマホではなくケータイであり、また、LINEではなくメールの時代です。LINEのようにリアルタイムではなく、ややタイムラグがありながら友人と連絡を取り合っているさまを描いています。
この頃から見れば、良くも悪くもコミュニケーションの取り方は大きく変わっています。
振り返ると、なんだかメールも味がありますね。
相手が読んでくれたのか、読んでいないのかが分かりません。
内容によっては、返信が来るまでのドキドキ感が半端ではありません。
結局、返信が来ずに終わることもあります。でも、妙な達成感はありますよ。あれ?話の方向がズレてしまったかも(笑)
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