ホタル通信 No.359
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.334 ばいばい
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
シチュエーションはかなり違いますが、根底に流れる別の意味を持たせた“バイバイ”については事実です。
当時、少しギクシャクした関係が続いていた中で、「どうにでもなってしまえ!」という感情で、バイバイとメールを打ったことがありました。もちろん、文章自体はごく普通でした。
今思えば、焦っていたのか、小説の通り、イラだっていたのか分かりませんが、とにかく文章の裏に隠されていた感情は一言で言えば、かなり攻撃的なものでした。
ただ、メールを送った後、我に返り、慌てて別のメールを送ったのも小説の通り事実でした。
前述した通り、攻撃的なのは感情だけであり、文章自体はごく普通だったので、それが相手に届くはずもありません。でも、不思議なもので、それが彼に伝わってしまったのです。
冷静に考えれば、そのメールだけが原因ではないと思いますが結果的に、それが引き金となってしまいました。
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