ホタル通信 No.355
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.324 二度目の別れ
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
話の流れやシチュエーションはほぼ事実ですが、人物設定はやや違います。
実際は立場が逆で、女性が男性に別れを告げています。作者がその女性なのか、男性なのかはお決まりの秘密です。
”冬のホタルの各小説には関連性がある”と、何度かご紹介した通り、本小説もいくつかの小説とリンクしています。そのひとつが「No.25 受信フォルダ8」です。この小説とどうリンクしているか分かりますか?
すでにホタル通信No.078でも紹介していますが、No.25は一度目の別れの後、再び彼から連絡が入るという小説です。つまり“二度目の別れ”のプロローグになります。
小説は時系列を無視して記事にしていますので、数年前の出来事を掘り起こすことも少なくありません。正直に言えば、小説のネタに困らないように、ひとつの出来事を細分化しています。
ただ、超短編小説なので、そもそも多くの出来事を小説に盛り込めません。そのため結果的に、ひとつの出来事が分割されることになります。
今では書けない生々しい小説と言えます。小説の中は時間が止まったままです。それが良いのか悪いのか・・・どうにも判断できません。
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