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ホタル通信 No.353

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.321 身軽なわけ
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

実話度はほぼゼロです。小説のきっかけとなる出来事はありましたが、かなり弱いものです。

まず、小説のオチは分かりますか?
その前に、小説なのにオチという表現も変ですが、一応、何らかの“締め”を設けるようにしています。超短編小説なので、読後の余韻を残せるわけでもないため、多少のインパクトと疾走感で勝負しています。
さて、話を戻すと、体が軽い理由は「腕時計をしていない」からです。つまり、“忘れた”ということです。

実は小説のきっかけはこれです。普段、やや重めの腕時計をしている関係で、この小説は生まれました。
今回、ホタル通信を書くにあたり、小説を読み直していると、途中に「いつもの時間、いつもの場所にいつもの同僚が居た」という場面が出てきて、一瞬、「まずい!」と思いました。
だって、時計を忘れているのに、いつもの時間・・・というのも不自然です。
ですが、冷静になってみれば、ケータイでも時間を知ることはできるし、いつもの時間通りに家を出て、同僚に出会えれば“いつもの時間”と錯覚することも可能です。

ただ、恥ずかしいことに最初、オチの意味が分かりませんでした。
時々あるんですよね、作者のくせに覚えていないことが。
T353
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