ホタル通信 No.352
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.276 好きになってよかった
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
歌詞をきっかけにした、当ブログでは、お馴染みのパターンです。
これと似た事実を経験したというエキスも多少入っています。
まずは、歌詞をご覧下さい。 「好きになって、よかった」
小説に記載した通り、過去形です。とても深い意味が歌詞に込められている可能性もありますが、表面的には、よくある失恋ソングと言えるでしょう。ただ、歌っている人の声質や雰囲気が加わると一気に繊細さや、せつなさが伝わってきます。
ほぼ、創作ですから、話の展開は作られたものです。初期の作品ということもあり、前回紹介した作品と同じようなギクシャク感が少しあります。
前半は、歌詞を自己分析して、それが過去形の歌であると結論をつけます。
とは言うものの、そもそもなぜ分析することになったのか?それについては、自分でもハッキリとは分かっていません。冒頭に書いた通り、過去の経験がよみがえってきたのか、単にドラマの影響なのか、真相は闇の中です。
ラストは多少面白おかしく終われるように、軽いノリで作っています。
ただ、“好きになってよかった・・・今でもそう想っている”の一行は、歌詞をあらためて解釈し直した瞬間でもあり、私の心情を表したものです。実際、そう想える人が居るんです。
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