ホタル通信 No.351
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.279 うちの子
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
話の流れが、かなりギクシャクしていますが、内容についてはほぼ事実です。
ギクシャクしているのは、単に文章力がないだけですが、実話度が高くなると、逆に脚色が減るため、当人しか分からない状況下で会話が進行して行きます。
特に冬のホタルでは、時間や場所、風景などをあまり描写しないため、そのギクシャク感に拍車が掛かります。
さて、今回の小説を要約すれば、響子(きょうこ)から家庭菜園を勧められ、同意もなくそれがスタートしてしまった・・・というものです。
興味はあったものの、いざ、実行するとなると二の足を踏んでいたのが当時でした。ですから、背中を押してもらったというのが正しいでしょうね。
それからというもの、育てるものは変われども家庭菜園は続いています。趣味とまでは行きませんが、寒さが緩み始めるころ「今年は何を育てるかな?」とワクワクしてきます。
小説のタイトルでもある“うちの子”、ラストにも出て来ますが、この会話は実際に交わされたものです。
正確に言えばメールなんですが、仲間意識が芽生えたというよりも、妙に照れくさかったことを覚えています。だってそうですよね?
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