ホタル通信 No.350
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.271 笑顔
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
初期の作品に見られる“自己満足”感、満載の小説ですね。何のことやらよく分からない作品です。
“笑顔を作る”とは言います。でも、小説にも書いた通り、怒った顔や泣いた顔を“作る”とは言いません。小説のきっかけはこれでした。
今回の話は、友人が笑顔を作る練習をしている場面から始まります。練習している理由は、直接的には書いていませんが、彼と別れ話が持ち上がっており、展開次第では、その時に“作り笑顔”が必要になるからです。
「練習が無駄に終わったみたい」のセリフは、「別れずに済んだ」のではなく、号泣したことを間接的に伝えています。
ただ、ラストは冬のホタルらしく、涙で終わらないようにしました。
友人の練習の成果は、今度の合コンで生かされる・・・とのオチを持ってきました。
いつもの通り、書き進めて行き、話しの流れで何となくオチを思いつきました。きっと、私と友人ならこんな展開になる・・・作者ではなく、登場人物達が自ら話を作り上げて行く、典型的な作品とも言えますね。
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