« [No.813-1]僕の順番 | トップページ | [No.814-1]さりげない会話 »

[No.813-2]僕の順番

No.813-2

問題はこれに対して、どう返信するかだ。

「・・・余計なことは考えずに」

新年に相応しい無難なスタンプを返した。

「・・・ん?」

数分後、スタンプが送られてきた。

『いいことがいっぱいありますように』

この後も、スタンプのやりとりがしばらく続いた。

(・・・まてよ)

ふとあることが気になった。
それは最初のスタンプが送られてきた時間だ。

「9時42分か・・・」

僕を気遣って、遅めに送ってくれたのかもしれない。
なにせ、元旦の朝だ。

「いや・・・」

彼女が新年の挨拶を送ったのは、僕だけじゃないだろう。
他にも居るはずだ。

「僕は後の方?」

その可能性はある。
送られてきた時間が、中途半端に見えなくもないからだ。

「う~ん・・・何だよ、新年早々!」

彼女とはそんな不思議な関係だ。
S813
(No.813完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| |

« [No.813-1]僕の順番 | トップページ | [No.814-1]さりげない会話 »

(033)小説No.801~825」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [No.813-2]僕の順番:

« [No.813-1]僕の順番 | トップページ | [No.814-1]さりげない会話 »