ホタル通信 No.346
小説名:No.273 傘の中
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
衝撃の一言かもしれない「友達と居るほうが楽しい!」は事実なんですよ。ただ、小説上の私(女性)が彼に言ったのか、彼が私に言ったのか・・・あえて事実は伏せて曖昧にしておきます。
あらためて読んで見ると、懐かしさと恥ずかしさ、それと悔しさが込み上げてきました。
照れ隠しの言動であったとしても、なぜそんなことを言ったのか、当時も今も謎のままです。もちろん、小説にも書いてあるとおり、そのままの意味ではないことは確かです。本当は前後に何らかのセリフがあったり、背景がある中での一言だったはずです。
テンパっていたせいで、それら飛び越して、結論めいたものを言ってしまったのでしょうか・・・。
後半は、ほぼ創作で、手紙のやり取りは実際にはありませんでした。もちろん、そこから発展することになる謝罪の言葉、逢う機会もありませんでした。
あえて言えば、今回のエピソードとは関係ない部分で、彼と再会したことはあります。また、自然消滅についても同じことが言えます。
最後に、重要な事実をひとつ紹介しておきます。
小説では、その一言を私が認識している中で話が進んでいますが、実際はそれを認識していない・・・つまり、何をしゃべったのか覚えていませんでした。
数年後、彼と再会した時に「当時、こんなことを言ってたよね」との事実を伝えられました。
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