ホタル通信 No.343
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.316 さすらいの太陽
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
時々、歌をきっかけとして、小説を書くことがあります。書き方は大きく分けると、2パターンあります。
今回のパターンは、歌の世界観を利用して書き上げたものであり頻繁に使っています。ホタル通信のように“ネタばれ”させなければ、気付かれることもないでしょう。
一方、もうひとつのパターンは、歌の世界に入り込む・・・つまり、歌詞そのものを小説化していくようなものです。代表的な作品は「No.346 パッセージ」です。
さて、話を進めると、今回の小説はアニメの主題歌、それも相当古いアニメです。
私もそれをYOU TUBE以外では見たことがありません。昔らしいと言えば語弊があるかもしれませんが、子供が見るにはとても重い内容のアニメです。ただ、オープニングもエンディングも内容に通じる世界観を持っており、ある意味、硬派なアニメです。このアニメをたまたま目にし、いずれこの世界観をテーマにした小説を書こうと決めていました。
ところが、書き始めて見ると、そのアニメほど重い話にならず、逆にややコミカルな部分も含まれました。
これ自体はよくあることで、小説の展開は創作している人が決めるのではなく、あくまでも登場人物が決めるものと位置付けています。
私が、"こんな展開にしたい”と考えるのではなく、“今、会話している2人ならこうなるだろう、こうするだろう”との視点です。
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