ホタル通信 No.341
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.281 神隠し
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
タイトルである“神隠し”自体は、小さい頃、よく使った言葉です。
言葉の意味としては子供らしくはありませんが、その不思議感から、子供だからこそ使うのかもしれません。
実際に、子供が言う神隠しのような出来事はあったのですが、それを消しゴムがなくなった騒動に置き換え小説を作りました。
事実を書くと話がややこしくなり、説明的な文章になってしまうため、分かってもらいやすい話にしました。そのため、実話度は控えめにしています。
この“神隠し”は大人になってからも時々出会います。
もちろんオカルト的なことではなく、勘違いや思いも寄らない所から出てきたり・・・と言う従来のパターンです。足元に落ちた程度だと思っていたら、かなり遠くまで飛んで行っていたこともあります。
それに、懸命に探しているときは見つからないのに、何かの拍子でそれが見つかって、「えっ!?」となることも少なくありません。
最後のセリフ、単なるオチとしてだけではなく、少しブラックな要素が入っています。私のセリフ自体がそうだと言うことではなく、友人が“意図的に、どこかに忘れてきた”というニュアンスを加えると、どうなるでしょうか?
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