ホタル通信 No.340
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.267 ゆれて湘南
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
好きだった人が、あるアイドルに似ていた話は事実です。そのアイドルが誰なのかは、言わずとも答えは書いてあります。
少しややこしい話になりますが、小説上の私(男性)は、そのアイドルのことを知らなかったことになっていますが、小説の作者である私(性別は秘密)は、知っています。
従って、この部分は脚色です。特別な理由があってそうしたわけではなく、単に“年齢的”なものです。これについて、アレコレ書き過ぎると、作者の年齢がわかってしまうので、今回はこの辺りでやめておきますね。
さて、小説の内容ですが、女性との間で会話こそありませんでしたが、書いてあること自体はほぼ事実です。
また、ラストはダウンロードを「したか、しなかったか」、小説では結果を書いていませんが、実際はダウンロードをしています。つまり、相手の女性の言う通りです。
この小説は、“アイドルに似ている”ことよりも、ラストの“ダウンロード”がきっかけとして、小説が生まれたようなものです。
最初は全く意識していませんでしたが、顔だけではなく、声も似ていることに気付きました。
それに気付いた時、何かが始まって、何かが終わった気がしました。
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