ホタル通信 No.339
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.254 できる男
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
小説と言うより、何らかの資料を読んでいる感じがします。オチに向かって、説明調の会話が続いています。
それでも、それなりに実話度は高く、実際、メールを早く返す、返さないの駆け引きがありました。小説にも書いた通り、メールを遅く返
す理由がなかったので、すぐに返信していました。メールが主役の時代でしたから、これがLINEとかになると、また違った展開があったのでしょうね。
ある日、その“できる男”を実践してみました。
今日明日の内容ではなかったので、すぐに返事を返さず、数日放置してみました。私としては「どうしたの?」「メール見た?」など、“追メ
ール”が来ると思っていましたが、電話さえも来ませんでした。それどころか、これを期に、彼女とは音信普通になりました。理由は今でも分かりません。
調子に乗って、“できる男”を演じた結果がこうでした。ある意味、自分を彼女よりも上に見ていたせいでしょうか・・・。
全体の質がよくないわりには、オチは気に入っています。
前述した通り、メールではなく、LINEだとまた違う展開があったと思います。いわゆる“既読スルー”の方が、事態は深刻なのかもしれませんから。
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