[No.788-1]こころのゴミ
No.788-1
登場人物女性=牽引役
男性=相手
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それを見るとムズムズしてくる。
(とは言うものの・・・)
陸上とは違い、そう簡単には行動に移せない。
「・・・ゴミ?」
この手の話には多少、理解を示してくれる。
「そう、結構あるんだよね」
一見、綺麗に見えても結構ゴミが落ちている。
「ほら、見てよ」
なんらかのビンや缶が沈んでいるのが見える。
「よく気付くよな?」
確かによく見なければ気付かないレベルだろう。
ビンも缶も、周りと“同化”しているからだ。
「その気になればアチコチにあるわよ」
結構、色んなものが沈んでいる。
もはや、それが何であったのか判別つかない物を含めて。
「・・・そうみたいだな」
環境問題に対して“意識高い系”と言うわけではない。
単に、ゴミが気になるだけだ。
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