ホタル通信 No.333
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.358 桜
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:男性
多少、実話の部分もありますが、ほぼ創作です。話の展開としてはありがちかもしれません。
読み手に情報が誤って伝わるよう物語を展開させて行く手法はよくやっています。今回のように桜の話をしていると見せかけて、実は自分のことを話していた・・・という具合に。
超短編小説なので、必然的に展開に関係ない情報は極力描かないようにしているので“いつ、どこで”というような時間や場所に関する描写は省略されることがほとんどです。
そのために、逆にその物足らなさを利用して、勘違いさせた上で物語を展開させることが多いように自分自身を分析します。
私が俗に言う“商業的な小説”です。
簡単に言えば、遠距離恋愛がこれから始まろうとしているまさにその瞬間を描いたものです。そこに、女性の強さを加えました。
その強さを暴風雨にさらされても、散ったり折れたりしなかった桜に例えました。
さすがに暴風雨の中で花が散らないわけはないので、大袈裟な表現も含まれていますが、そう思わせるように書いたつもりです。
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