« [No.785-2]例えようがない | トップページ | [No.786-1]露先 »

ホタル通信 No.332

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.365 ポスター
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

話の主軸である、アニメのポスターは実話です。ですが、よく読んで頂けると分かりますが、もう一枚のポスターはアニメのキャラではありません。

事実は以下のとおりでした。
彼の部屋には、アイドルのポスターはなく、あるアニメのキャラのポスターが貼ってありました。あえて隠す必要もありませんが“リン・ミンメイ”と書けば、アニメ好きではない人でも少なからずともご存知かと思います。当時のアニメは、今ほど市民権を得ていなかったこともあり、微妙な空気が流れました。
小説では話の展開上、アイドルのポスターを登場させています。

小説は以下の通りです。
私がアニメのキャラだと思っていたポスターは、彼が描いた絵であったという設定です。さらにその絵は、私を描いたものであったというのがこの小説のオチになります。
ずるいかもしれませんが、アニメのキャラだと私が勝手に思い込んでいただけで、小説の中では彼は一言もアニメのキャラだとは言っていません。

かなり前の出来事ですが、よく覚えています。もちろんポスターのこともありますが、なにしろ始めて彼の家に遊びに行ったわけですからね。
T332
web拍手 by FC2

| |

« [No.785-2]例えようがない | トップページ | [No.786-1]露先 »

(103)通信No.301~400」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホタル通信 No.332:

« [No.785-2]例えようがない | トップページ | [No.786-1]露先 »