ホタル通信 No.328
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.362 移り行く季節
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
住んでいる近くに、桜が植えられている通りがあります。そこでは毎年、小説のように花びらの“雨”が降っています。
別に有名な通りではありませんが、それなりの数が植えられており、桜が散り始める時期にそこを通ると、それこそ“びしょ濡れ”になってしまいます。
そんなシチュエーションを拾ってみました。小説では恋愛の話が展開されていますが、これについては創作です。今でもそうかもしれませんが、何でもかんでも恋愛に結び付けてしまうパターンの小説です。
桜の花びらを雨に見立てて話を構成しているせいか、失恋の話でもそんなに悲しくは感じません。これが本当の雨だったら、悲しいというより、“悲惨”な光景になります。
春、桜、そしてそこに居る私達を、想像して頂ければと思います。
ラストシーンですが、何かしらの意味を持たせていたつもりなのですが、今となってはピンと来ません。
新たな決意というか、次の恋への前触れとでも言えば良いのでしょうか・・・多分、このような意味を持たせていた気がしています。
ただ、これは実際に起きた現象であり、風に舞い飛んで行ってしまう様子をそれっぽく描いたものです。
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