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[No.771-1]エチケットブラシ

No.771-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
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懐かしいものを目にした。
もしかしたら、中学生以来かもしれない。

「エチケットブラシ!?」
「そう!久しぶりに見たよ」

ぼんやりとネットを見ていた時、それが目に入ってきた。

「懐かしいね~」

今でも現役で売られている。
だから、レトロな商品というわけではない。
むしろ、進化しているようだった。

「よく使ってたよ」
「私も」

学生服の素材の影響もあるだろう。
とにかく、小さなホコリが付着する。

「気になるよね~」
「そうそう!一度、気になり始めたら・・・」

とことん取らないと気が済まなくなる。

「でも・・・」
「思うほど取れないでしょ?」

効果がないわけじゃない。
けど、すっきりするほど綺麗には取れない。

(No.771-2へ続く)

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