ホタル通信 No.327
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.270 成長
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
朝の通勤や通学時の出会いを描いた、冬のホタルではお馴染みのパターンの小説です。
今回の小説は、いつもすれ違っていた女の子の制服が変わったことで印象が変わり、違和感を感じたところから小説が始まります。
単に私服ならそこまで違和感を感じなかったかもしれませんね。
制服と言えども最近はオシャレになり、個性が強いものも少なくありません。そのため、知らず知らずのうちに、顔と制服をワンセットで覚えてしまっていたせいかもしれません。
制服が変わったことで、その女の子が高校生になったことを知る。
これをストレートに“成長”というタイトルを付け、小説にしました。
小説の終わりの方にも書いていますが、“会わなくなった人”も居ました。
成長とは、単にひとつ歳を重ねる・・・ということだけではなく、それによって、人生そのものが変わってしまうこともあることを意味しています。ちょっと大袈裟ですが。
ラストは少しコミカルに仕上げました。
見た感じは、全然そんな感じには見えないと思いますが、成長について、あれやこれや話す同僚もひとつ歳を重ねたんだよ・・・と、締めくくってみました。
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