ホタル通信 No.324
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.284 プラタナスの道で
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
う~ん・・・なんとも言えない微妙な作品ですね。その微妙感の理由はとても簡単です。
小説に、ある歌詞が出てきていますが、この歌詞のタイトルは「夏の微笑」という荻野目洋子さんの曲です。その歌詞の一部を小説のタイトルにしています。
正しくは、小説を作ってタイトルを付けたのではなく、タイトルを決め、そのタイトルから小説を創作しました。そのため、実話度は限りなくゼロです。
とは言え、この曲を初めて知った時、この歌詞に共感できるというか・・・同じようなことが起こっていました。そのため、感情移入が激しく、とても印象深い一曲として、心に刻まれていました。当時、プラタナスがなんであるか、正確には分かっていませんでした。
本当は、当時の出来事を小説にするつもりで書き始めたのですが、残念ながらそっちの方向には進みませんでした。
実話度ゼロの方が、小説としては完成度が高いことが多いのですが、この作品に関して言えば、狙いすぎの粗悪品です。でも、自分的にはタイトルだけでグッときてしまう作品なんですよ。
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