ホタル通信 No.319
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.369 ですな
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
この小説の主軸は、“ですな”で間違いありませんが、実はもうひとつキーワードがあります。
この“ですな”を使う人は実在します。ただ、小説のように言葉で言うのではなく、メールをやりとりする際に時々使っていました。
メールを貰うたびに愉快になれたことを覚えています。
そもそも、この言葉をどこで仕入れてきたかは不明です。小説にも書きましたが、方言と言うにはさほどインパクトもなく、普通の言葉が多少、訛って聞こえる程度です。
いずれにせよ、知ったところでどうなるわけでもありませんから、今でも知らないままです。
さて、もうひとつのキーワードは“長老”です。
実は“ですな”の人と、“長老”の人は別人で、ふたりの話を混ぜ合わせたような小説です。最初から、混ぜ合わせることを考えていたのではなく、話の流れで自然にそうなった感じです。
このふたりは冬のホタルでは度々登場する人物であり、ひとりは度々ではなく、ヒロインと言ってもいいでしょうね。つまり、せいじゅうろうシリーズの菜緒に他なりません。
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