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ホタル通信 No.317

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.290 郵便番号
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

実は今でも直っていません。郵便番号どころか、最近は住所や電話番号も怪しいものです。

そう頻繁に書くことがない・・・と言っても、それくらいは覚えているでしょ?と言われそうですが、なぜだか頭に入りません。
時々、仕事でビジネスホテルに宿泊する際、住所は大阪なのに電話番号は以前住んでいた札幌の番号を書いたことがあったくらいです。
小説に書いた通り、本当の意味でその土地に馴染んでいないためかもしれません。

どちらかというと、ややしんみりとする話であり、後半、友人の話も加えたため、さらにしんみり度が増しています。ラストを明るく迎えるための、前振りや伏線だったわけではなく、ただ何となくそうなったに過ぎません。
これもあってラストは、おちゃらけたような感じにしつつも、友人だからこそ言えるような内容に仕上げました。

郵便番号そのものではなく、それを覚えていない自分を題材にするところが、冬のホタルらしいと思っています。
T317
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