[No.755-1]vs
No.755-1
登場人物女性=牽引役
女性=相手
-----------------------------
答えはきっとある。
そう願わずにはいられない。
「ねぇ・・・どう思う?」
「・・・う~ん・・・」
ある立て札の前で、しばし考え込んでしまった。
この手の立て札は、時々見掛ける。
「あなたはどっちの味方?」
「味方って・・・」
言わば戦っているのは、人間同士だ。
それもご近所同士だろう。
「私は“立て札を立てた”側かな」
友人ならそう言うと思った。
「知ってると思うけど・・・」
「・・・三匹だっけ?」
友人が猫を飼っているのは知っている。
だからこその発言なんだ。
「私は無責任な行為だと思う」
猫にエサをあげないで下さい・・・立て札にこう書かれていた。
「数も・・・そこそこいる見たいだね」
今も数匹の猫があたりをうろついている。
| 固定リンク | 0
「(031)小説No.751~775」カテゴリの記事
- [No.775-2]私は代表者(2017.07.26)
- [No.775-1]私は代表者(2017.07.25)
- [No.774-2]ひまわりとセミ(2017.07.23)
- [No.774-1]ひまわりとセミ(2017.07.22)
- [No.773-2]思い出の品(2017.07.20)
コメント